小樽を楽しむ芸術の秋!アールデコ様式の建築美が幻想的なホテル内ギャラリー「UNWIND GALLERY」にて、愛情を込めて小樽の街を撮る写真家 澤田 千香子氏による写真展「あわいとはざま」がスタート
このたび、「UNWIND HOTEL & BAR 小樽(アンワインドホテルアンドバー小樽)」は、2022年11月にオープンした「UNWIND GALLERY(アンワインド ギャラリー)」の企画第9弾として、小樽の街を色んな視点で写真を撮る写真家「澤田 千香子」氏による写真展「あわいとはざま」を2024年9月1日(日)~2024年11月29日(金)に行います。
UNWIND GALLERY
「UNWIND HOTEL & BAR 小樽」は、ホテルを文化や情報の発信地と捉え、北海道の魅力を独自の視点で伝える取り組みを行っております。その一環として、歴史的建造物を現代的にリノベーションした幻想的な空間を活かし、北海道にゆかりのあるアーティストの作品を中心に展示する「UNWIND GALLERY」を2022年11月に設けました。当ホテルを表す「クラシックコンテンポラリー」をキーワードにコンテンポラリーアートを中心に企画しており、地元メディアやファッション誌に取り上げていただいております。
地域の方にも楽しんでいただきたいという想いから無料で開放しております。ご宿泊のお客様にはご滞在中いつでもアート鑑賞ができるホテルとして、地域の方には現代アートを楽しめる空間として沢山の方にお越しいただいております。
第9回目となる今回は、小樽で生まれ、在住の写真家 澤田 千香子(さわだ ちかこ)氏による展示です。芸術の秋に1931年に建てられた歴史的建造物を現代風にリノベーションしたUNWIND HOTEL & BAR 小樽の幻想的な空間で、小樽という街を色んな視点で写真を撮る澤田氏による「小樽」を存分にお楽しみください。
澤田千香子氏による「あわいとはざま」
今回の展示は、「日常と非日常の間(あいだ)を彷徨う感覚」をテーマに「あわい」と「はざま」で表現した二部構成の展示を行います。当ホテルが所在する街でもある小樽を被写体とし、澤田氏が今回の展示のために撮り下ろした新作5点を含む合計13点の写真を展示。
生活圏内のありふれた風景の中に潜む、美的空間を切り取った「暮らしとアートのあわい(間)」と、小樽をイメージすると浮かぶ建物や海、街並みなどの見覚えのあるスポットに一枚のカーテンを隔て「あり得ない場所に出現する“窓”が作りだすはざま(間)」の二つの異なる表現「間」で表現。長年小樽の街を見守ってきたUNWIND HOTEL & BAR 小樽の歴史的な情緒を感じる空間で、澤田 千香子氏による想いと愛が感じられる作品をお楽しみください。過ごしやすい気候になり、色とりどりの紅葉と風情溢れる建物が美しく、街歩きが楽しくなる秋。澤田氏の展示をお楽しみいただいた後、日常で出会う「あわい」と「はざま」を見つけ、鑑賞だけで終わらず日常でも続く特別な芸術の秋をお楽しみください。
あわい
ありふれた風景の中に転がる小さなスポット。色とカタチが織りなすポップな世界に目が留まる。生活圏の中に潜む美的空間を切り取った、暮らしとアートのあわい(間)。
はざま
一枚のカーテンが隔てることにより存在する「こちら側とあちら側」。さらに生まれる「見る側と見られる側」。この面白さをライフワークとして作品にしている。あり得ない場所に出現する“窓”が作りだすはざま(間)、そこから発せられる矛盾と好奇が五感にもたらす微震を感じてほしい。
澤田 千香子氏 コメント
今、現実に暮らすこの世界には、見えない境界線が無数に存在している気がしてなりません。それを写真で表現してみました。“視線”の出現により、これまで見ることがなかったものを見る、という違和感を感じていただければ嬉しいです。
かつては外国人専用ホテルだった素晴らしい建物が、美しい空間として再生されました。この場所で展示させていただけることを、とても幸せに思います。たくさんの皆さまが足を運んでくださいますように。
澤田 千香子氏 プロフィール
小樽生まれ。怪獣や人形のフィギュアを小樽のまちの風景に置いて撮ったシリーズが、2002年ファッション雑誌ananの写真コンペで入賞したのをきっかけに、本格的に写真に取り組み始める。平面だけでなく、写真を使った立体で構成された、インスタレーションなどの作品を発表。かたわら文化センターや学校でのワークショップを行なう。2016年写真にまつわる活動を行う「WATASHI-BRAND」を設立。小樽発信の写真を楽しむ季刊誌「OTARU Ture*Dure」を創刊、現在31号発行中。
展示概要
【展示】澤田 千香子 写真展「あわいとはざま」
【場所】UNWIND HOTEL & BAR 小樽 1階 UNWIND GALLERY
【展示期間】2024年9月1日(日)~ 2024年11月29日(金)
【入場料】無料
地域の方にも楽しんでいただきたいという想いから無料で開放しており、
毎日朝7時から24時まで一般の方も展示をお楽しみいただけます。
【作家在廊日】
・9/12(木) 13:00-15:00
・9/27(金) 14:00-17:00
以降の在廊日はホテル公式インスタグラムにて随時告知予定
展示とのペアリングカクテルをご用意
ホテルの共用部で展開しているUNWIND GALLERYは、ホテルのバー「Bar Ignis 小樽(バーイグニス小樽)」もギャラリーの一部となっているのが特徴です。今回は「あわいとはざま」のペアリングカクテルとして「雲海レモンサワー」を販売いたします。
フレッシュなレモンのほどよい酸味を感じるレモンサワーに、雲海をイメージしたレモン風味のエスプーマとレモンピールで仕上げした上品なレモンサワー。レモンサワーとエスプーマ―のふわふわな口当たりが、まるでレモンタルトを食べているような一杯です。
いつもの・馴染みのあるレモンサワーを飲んでいるようだけど、なんだか少し特別な「あわいとはざま」をカクテルでもお楽しみください。
雲海レモンサワー:1,600円(税込)
<Bar Ignis 小樽>
場所:UNWIND HOTEL & BAR 小樽 1階
営業時間:年中無休 19:30~23:30 (L.O 23:00)
UNWIND HOTEL & BAR 小樽について
北海道で初の外国人専用ホテルとして昭和 6 年(1931 年)に建築された「旧越中屋ホテル」。 戦時中は将校クラブとして陸軍に、戦後は米軍により接収された歴史を歩み、小樽市指定歴史的建造物、経産省「近代化産業遺産群 33」にも指定された歴史的建造物が、数年の月日を経て再生。 歴史を感じる建物の情緒や建築的美観はそのままに、⻑らく閉館していたからこその大胆なリノベーションを経て現代的感性で表現されたブティックホテルが誕生しました。ただのクラシックホテルとは違うユニークな感性の世界観を是非ご体験ください。
<施設概要>
施設名: UNWIND HOTEL & BAR 小樽
所在地: 北海道小樽市色内1丁目8番25号
アクセス: 札幌駅から小樽駅までJR函館本線で約35分、小樽駅からホテルまで徒歩10分