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2025.03.27 | イベント

日本全国のできたて新和紙がHOTEL GRAPHY 根津に大集合。「25 初釜・寒漉き・できたて新和紙まつり」を4月12日(土)13日(日)に開催。

HOTEL GRAPHY 根津 ラウンジスペース

HOTEL GRAPHY 根津は、” Meet Local. Feel Global.”をコンセプトに、世界中から訪れる旅人や地域に暮らす人々が集まり交流できるライフスタイルホテルとして運営しております。

当ホテルでは、共用スペースを期間限定で貸し切り、イベントや展示、ワークショップなどを開催していただけるサービスを行っております。詳細はスペースレンタルの特設ページをご覧ください。

この度、その一環として、「25 初釜・寒漉き・できたて新和紙まつり」を当ホテルのラウンジスペース及び畳スペースにて開催していただくことが決定いたしました。
身近でありながら伝統的な側面を持ち合わせる和紙に触れ、新たな魅力に気がつくことのできるイベントとなっております。みなさま、ぜひ奮ってご参加くださいませ。

できたて新和紙まつり

私たちに身近な和紙。伝統的な和紙は、時が経つほど品質が上がるため、新茶や新米のように「初物」を楽しむ文化はありませんでした。そこで、全国の“できたて新和紙”を集め、その魅力を発信する「できたて新和紙まつり」を開催します。新しい楽しみ方を提案するワークショップも充実しています。

和紙は1年をかけて育てた原材料で作られますが、従来は生産年の表記がありませんでした。本イベントでは、使用する原材料の生産年を限定し、特別に「初物・新物」としての和紙を紹介。和紙の新たな魅力をお届けします。

■出展者(敬称略)
・東中江和紙加工生産組合(悠久和紙)
・紙々是好日 松尾友紀(美濃和紙)
・東京戸倉和紙
・東京手すき和紙工房
・石州和紙

展示&イベントの見どころ

今回の展示では、ユネスコ無形文化遺産に登録された美濃と石州の“できたて新和紙”が登場します。東京・多摩地域の手すき和紙工房や、雪深い富山県五箇山の「雪さらし」工程を経た和紙など、地域ごとの特色ある和紙も見どころです。期間中は、富山県や石州の職人が在廊し、石州和紙の実演も予定。さらに、和紙を暮らしに取り入れる展示では、洗練されたインテリア空間への活用例を紹介し、実際の雰囲気を体感できます。

絵墨
左:モビール作家 hirokoによる和紙モビール / 右:immer 小池咲による和菓子

■ワークショップ(敬称略)
・創作折紙&ディスプレイスタンドづくり(折紙作家 山下公平・峯尾彰太朗)
・手すき和紙ができるまで(創作講談 田辺凌鶴 × 日本橋小津和紙監修)
・和紙モビールづくり(モビール作家 hiroko)
・和紙×和菓子&お抹茶体験(immer 小池咲)
・美しい名前を書く書道(書家 江戸聖采)
・奈良墨「墨運堂」の「絵墨」体験(13日はグラフィックデザイナー参加)

ワークショップの見どころ

定番の創作折紙に加え、日本画の水張技法を応用したディスプレイスタンドづくりや、和紙のモビール作りなど、新たな体験が充実。モビールの支柱には、和紙の原材料であるコウゾの枝を使う可能性もあります。書道ワークショップでは、個別指導で美しい筆文字を学び、新年度に向けた自分の名前を書く練習ができます。

また、和菓子&お抹茶体験では、パンダと桜をモチーフにした練り切りを作り、懐紙の使い方も学べます。さらに、今回初公開の創作講談「手すき和紙ができるまで」では、日本橋の老舗・小津和紙監修のもと、和紙づくりの工程を言葉で楽しむ新しい試みをお届けします。

主催者プロフィール(敬称略):清水麻里子
印刷会社、工芸ギャラリー、出版社勤務を経て2007年からフリー。和紙の新しい楽しみ方を提案する編集プロダクション「あさってたのしく」主宰。手製本や和紙ワークショップを多数開催。

ウェブサイト: https://www.asattetanosiku.com/   
X:@asattetanosiku.com

■ 25初釜・寒漉き・できたて新和紙まつり概要

日時|2025年4月12日(土)13日(日)11:30 ~ 17:30
場所|HOTEL GRAPHY 根津
   〒110-0008 東京都台東区池之端4-5-10

HOTEL GRAPHY 根津(ホテルグラフィー根津)

<施設概要>
施設名:HOTEL GRAPHY 根津(ホテルグラフィー根津)
所在地:〒110-0008 東京都台東区池之端4-5-10
アクセス:千代田線「根津」駅より徒歩3分
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